レガシィ リアハブベアリング交換
sorry Japanese only
PAGE作成日 2016/05/11
最終更新日
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フロントの記事はこちら ==> フロントハブベアリング交換

ハブベアリングが悪くなると
走り始め、ゴーッと大きいタイヤノイズのような物が聞こえるようになり
5分ぐらいすると鳴らなくなったり
鳴りやんでいても、段差をダンと越えると再度音が鳴り出したり
ワダチの右を走る時と左を走る時で音が出たり出なかったり
ブレーキかけたり加速したりしても音は変わりません
エンジン回転には関係して無くて、停まると鳴り止みます
速度を早く走ると音が大きくなるという物でも無いようです
窓を開けても、外では鳴っている気配はありません
車内で音が響いているだけのようです

なんだなんだと思っていましたが、ハブベアリングの不具合でした
タイヤ交換の時ジャッキアップしてタイヤを叩いたら、タイヤがガタガタ動きました
(ベアリングがガタガタになっていた) 走行距離 8万キロで不具合発生しました

ディーラーで交換してもらうと工賃が高いというので、自分で交換してみました




必要な部品


ハブベアリングです
長さが約11cmあり、大きくて重いです
値段は リア、片側で 20000円でした
(2016年4月に値上がる前は 12000円だったとのこと)
部品番号は 28473AG001
左右は同じ部品ですが、前後のタイヤは部品が違います


ドライブシャフト先端に取り付けるナット
緩まないよう先をつぶすので再利用は出来ないとのこと
部品番号は 902170049 1個 350円



それでは作業にかかります


まず CRCを作業の前日に吹き付けておきます
(A)の矢印、ナットのネジ山部分は、その先にドライブシャフトがあります
今回の作業では、ドライブシャフトが抜けず追加の工具が必要になりました
ドライブシャフトまで届けーー、と吹き付けておいた方が良いです

この部分が見えるようにするには、タイヤを外し、ホイルのセンターキャップを取り外しておく必要があります




緩まないようつぶされてる部分を戻します
マイナスドライバーとハンマーを使って元に戻していきました
地味に大変な作業でした
マイナスドライバーをハンマーで叩いて戻すとき、ドライブシャフトにも傷がついちゃうので、つぶれたまま、ナットを回しちゃったほうが良いかもしれません




ドライブシャフト先端のナットを緩めます
32mmのソケットレンチが必要です
で、前日に CRCを吹き付けていたんですが、
叩いても、パイプ延長しても、乗っかっても緩みません
そう言うガンコなボルトナットは、プロの人はインパクトレンチ使うと思うのですが、強力なインパクトレンチは持ち合わせてないので、油圧ジャッキを使うことにしています
なにやっても緩まなかったのが、簡単に緩みました
他の方は、タイヤを外して回しているようですが、タイヤを付けたままやった方が、タイヤが回らず力を掛けやすいように思いました




タイヤを外して、ブレーキキヤリパーを外します
緑の矢印部分にナットがあります
ブレーキホースは外しません
キャリパーはどこかにタイラップで縛り付けておくと良いです




ブレーキパッドのホルダー?、名前を知りませんが、パッドが付いている部分を外します
裏側から、黒矢印の所、ボルト 2本で止まっています
下側は写真のようにメガネが入ります
しかし上側は、サスペションのアームやらが邪魔しています
緑矢印部分のサスペションアームに穴が開いていて、その穴から工具突っ込んで緩めるんですが、延長やら、フレキシブルやら、ソケットレンチのツールが色々必要でした




ブレーキキャリパーが外れた写真です
緑矢印がキャリパー
今はサスペションアームの上に置いています
黒矢印がパッドのホルダー




discローターを取り外します
裏にパーキングブレーキがあるので、パーキングブレーキは緩めておきます <== 超重要
パーキングブレーキかけたまま無理に取り外そうとすると、パーキングブレーキが分解してしまうらしいです
で、discローターは大体さび付いていて噛んでいます
写真にある 7mmのボルトを用意しておき、緑矢印部分へ 2本ネジを入れて締めて行くと、ディスクローター抜けてきます




discローターが外れるとパーキングブレーキが見えます
次は、ハブベアリングを固定している 4本のボルトを緩めます


写真ではすでに外れてしまっていますが、
(A)のサスペションアーム裏側から 4本ボルトで固定されています
(B)のパーキングブレーキをはさんで
(C)のハブベアリングを裏側から締め付けています
パーキングブレーキはどこに固定されているんだろうと思っていましたが、discローター裏の金属板に固定されているようです




ハブベアリングをドライブシャフトから抜きます
私の車のリアドライブシャフトは、上の写真 (D)矢印のようにさび付いていました
で、ハブベアリングと噛んでいました
他の方のページを見ると、ドライブシャフトを叩いて押し込んだ
と言う方がいたので参考にして叩いてみたりしましたが、微動だにしませんでした
仕方が無いので、写真のようなベアリングプーラーを購入しました
amazonで 1500円でした (安くて良かった!)
相当力を掛けて緩めるので、2本歯で無く 3本歯の方が良いと思います
(引っかける腕が 3本のタイプ)

ぐるぐる回すと、ドライブシャフトが押し込まれていきます
(ドライブシャフト、約5cmぐらいかなぁ、伸びたり縮んだりするので、ハブベアリングを抜いていくと言うか、ドライブシャフトが奥に押し込まれるというか)

上の写真 (E)の部分は、ハブベアリングがサスペションアーム部分とさび付いて噛んでいた部分です
ここも錆びてハブベアリングは固定されていますから、ベアリングプーラーでドライブシャフトが向こう側に押し込まれても、ハブベアリングはまだ取れてこないので、ハンマーで叩くなりしてハブベアリングを取り外します




ハブベアリングが外れると、ドライブシャフトはどこにも固定されていないのでグラグラしています
すぐ向こうはゴムのブーツがあって、ガタンと落ちるとゴムブーツがちょうど何かに当たるので注意します

で、あドライブシャフトが写真のようにさび付いていると、取り付ける時もハブベアリングに入っていかないので、CRCと金属ブラシを使って綺麗にします


さびは簡単に取れました
綺麗にしている時気が付きましたが、ドライブシャフト、1本にも細かく線が入っています




新旧並べてみました
古い方は手で回すと、ゴリゴリ感があり、更に、回す力も相当必要でした

それと、ハブベアリングは 4本のネジ穴が非対称なので、上下があります
取り付ける時、上下間違えると裏からのボルトが入りません、注意しましょう


取り付けは取り外しの逆で取り付けていきます

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